CHRISTIAN ACADEMY IN JAPAN
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恵みと真理にあって成長する:
音楽学科からの視点

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神よ。私の心はゆるぎません。 
私は歌い、私のたましいもまた、
ほめ歌を歌いましょう。

詩篇1081

Band practice with Carl Wackerman, instrumental music teacher

歴代の卓越した音楽教育を通じて、CAJの音楽学科の優秀性は学校内外のコミュニティーでよく知られるようになりました。CAJの音楽学科は、いかなる芸術教育(音楽教育を含みます)であっても、それは一人の生徒の人格を育成する上で重要な役割を担う教育である、という信念に立っています。なぜなら、芸術教育はありとあらゆる学科の上に成りたち、またありとあらゆる学科につながりを持っているからです。私たちが音楽を教えるのは、生徒に音楽を専攻して欲しいからでも、音楽を聞いてリラックスして楽しんで欲しいからでもありません。(時々そうなる事もありますが)むしろ私たちは、生徒たちに人間性に目覚めて欲しいという願いから教えています。美のみなもとに気づいて欲しい、感受性を培って欲しい、神さまに少しでも近づいて欲しい。もっと愛を、もっと憐れみを、もっと優しさを、もっといいものを会得して欲しい。言い換えるなら、もっと人として生きて欲しいという願いから教えています。

今年のテーマ「恵みと真理にあって成長する」とは、音楽学科にとっては、以下の頭文字で表現される内容を意味しています。私たちは、このテーマに沿ってカリキュラムを組み、授業内外の活動やリハーサルに取り組んでいます。

M: 主をあがめる
U: 音楽を通して伝える
S: 神と人とに仕える
I: 創造性への招き
C: 創造性はキリストの似姿、またキリストを讃えること

多くの生徒にとって、CAJでの音楽教育の頂点はアンサンブルの舞台です。それは私たち教師が、カリキュラムに沿って生徒に楽譜読みの基礎、音楽の理論、音楽の歴史を教え、一人ひとりに神さまからの賜物を見出すよう導き、さらに技術を磨くように指導した、その結果だからです。その過程のすべてが主を称え、主の美しさを反映し、主の愛のメッセージを伝えています。そして音楽が、すべてにおいて媒体となっているのです。

筆者紹介
スコット・ポンザニは音楽学科の責任者、芸術部のコーディネーター、また高等部聖歌隊の指揮者です。中等部と高等部のハンドベルのディレクターも務めています。またスコットは、「チェンバー・シンガーズ」の伴奏や声楽・ピアノのプライベートレッスもこなし、以前はCAJのテクノロジー部門にもいました。


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