CHRISTIAN ACADEMY IN JAPAN
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高等部クラブで積極的に協力すること

キース・ケレス

この数年間、生徒たちのクラブは高校生活の一部として、生徒たちが授業や宿題などのプレッシャーから解放され、クラスメート同士が繋がることのできる場所となりました。きちんとした結果を出すためのクラブもありますが、これらのクラブはみんな、生徒たちが集まり、自分の才能やスキルを使い、興味のあることをしながら、協力しあう場所です。

クラブコーディネーターとして、毎週私はそれぞれのクラブを訪れて、クラブの様子を見ています。ボードゲームクラブでは生徒たちが他の生徒に新しいボードゲームの遊び方を教えたり、ジャズクラブでは、ベテランの生徒が新しい生徒に演奏の改善点を教えたりしています。アートと技術工作の教室はいつも生徒たちが一緒になって何か新しく美しいものを造りだそうとして賑わっています。エンジニアリングクラブでは革新的なデザインを造りだし、ビジネスクラブでは自分たちが作りマーケィングした製品を販売します。それらを見て、私はいつも生徒たちがここで実用的なスキルや経験を身につけているのだと感じでいます。
 
これらのクラブはほぼ全てが生徒主導で行われています。プランを立て、実際に活動し、全員が参加できるようにします。各クラブに「リーダー」がいますが、もっとも成功しているのは、全員の興味、スキル、性格をうまく融合させているクラブだと言えるでしょう。これらのクラブでは、メンバー同士がお互いを尊敬しあうことや、創造性、柔軟性、そして建設的なフィードバックを大切にしています。そしてこれらは教育目標の一つである「積極的な協働者」になることの記述に書いてあることと同じです。

もちろん、私たちの児童生徒たちは今「積極的な協働者になる」ことを学んでいる最中です。協力するスキルを身につけるのには時間がかかります。クラブでは、失敗しても大丈夫な環境で、生徒たちが様々な機会を得られるます。クラブの時間に、生徒たちが共に働き様々なチャレンジに対応するとき、そこからリーダーが生まれ、問題解決の力が生まれてきます。学年度が終わるころには、これらのクラブ内で、より親密で協力的な環境が生まれているのです。


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