お帰りなさい


新学年度を始めるにあたり、教職員一同、児童生徒を迎えるための準備を念入りにしてきました。年間計画を立てたり、必要なものを整えたり、教室を掃除したりと、一見、無味乾燥な作業の連続でした。でも、学校の初日に児童生徒の歓声を聞き、元気な顔を見ると、一気に、さあ一年が始まるぞ!という気持ちになるものです。

CAJにお帰りなさい!

今年度は、意図的に学校のビジョンに焦点を当てていきます。そのビジョンとは「日本と世界でキリストに仕える児童生徒を育成する」です。学校は来年、創立70年を迎えます。この時期に、なぜここで学校教育を施しているのか、何を達成しようとしているのか、もう一度見つめ直すのは時宜にかなったことと思います。私たちは、キンダーガーテンでアルファベットを教えます。中等部で科学を、高等部でシェイクスピアを教えます。バスケットボールのシュートの仕方を、音階の取り方を、スケッチの描き方を教えます。方程式の解き方を教えます。すべて教えるとき、私たちは児童生徒を仕える者として生きるよう、育成しているのです。彼らには、自分たちがこれから仕えていく世界を知り、理解して欲しいと思います。そこには、素晴らしい日本の文化があります。神様が創られた雄大な世界があります。年齢に適した「仕える機会」を提供することで、学んだことを適用していくことの大切さを私たちは認識しています。

このことを私たちは、コミュニティーの中で行います。アフリカではことわざで「子どもを育てるには村がいる」と言います。CAJという「村」としてのコミュニティーが存在していることに、私は感謝しています。そこにはボランティアをかって出てくれる皆様がおられます。励ましてくれる、祈ってくれる皆様がおられます。私は、CAJを卒業した4人の子どもの親として、私の子ども達を育ててくれたコミュニティーの人たちに、どんなに感謝してもしきれない思いがあります。その人たちには、学校の先生たち、職員の人たち、友人、他の家庭の保護者の方々が含まれています。コミュニティーの一員として皆様も、新しい世代の児童生徒たちに、ビジョンを届ける働きに暖かく迎えられています。やりがいのある、大切なビジョンです。皆様と一緒に労していく機会に溢れている年であると期待しています。

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