CHRISTIAN ACADEMY IN JAPAN
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11年生「正義」プロジェクト

ネーリ·ポッター、11年生ヒューマニティ教師

11年生のヒューマニティのクラスは、歴史と英語を組み合わせたクラスです。生徒はこのクラスで、正義、慈善、代行、連携といったテーマでそれぞれ原則を学びます。前期のクラスで歴史と文学を通してこれらの概念を学んだ後、生徒たちは自分たちのキャンパスやコミュニティに目を向けて、そこにもっと正義をもたらせるテーマを探し出し、具体的な提案をしていきます。今年は、キャンパス内に小さな改善をもたらすことができました。(女子トイレに生理用品を置く、先生や職員の方々の職場にフェアトレードコーヒーを置くなど。)キャンパス内のイベントでは、食べ物の販売をしたり、ゲームや情報提供のブースを設けたりしました。この時の食べ物の販売は、コロナ禍で経済的に苦境に立たされた地元店舗を手助けしようと、その店舗から販売品の提供を受けることができました。

2023
年を振り返って、各グループが取り組んだ生徒からの活動報告です。

フェアトレード グループ。 私たちは、CAJで購入するコーヒーがフェアトレード認証のものであることを確認することから始めました。フェアトレードとは、商品を生み出すのに適正な労働代金が支払われた製品のことです。さらにフェアトレード製品の利点を強調し、その商品を購入する消費者がもたらす力について理解を深めるイベントもコミュニティーの中で実施しました。


ウクライナ グループ。私たちは、ウクライナ難民の日本での生活を支援するためにS.U.R.J.(Support Ukrainian Refugees in Japan)を結成しました。そのちょうど1年前にウクライナで戦争が始まりました。寄付を募ろうと、6年生のクラスと協力して折り紙でひまわりを折ったり、イベントでお菓子を販売したりしました。難民の方々の生活に幾らかでも貢献できたという実感を得たことや、活動を通してクラスメートとの絆を深めることができたことは、素晴らしい経験となりました。


海洋保全 グループ。11年生のプロジェクトとして、海洋保全活動を取り上げました。(日本近海に漂着するプラスチックゴミを対象にしました。)ゲームをしたり食べ物の販売をしたりと、一時は大変な状況になりましたが、いろいろな人たちと関わることで、CAJのコミュニティの中で問題意識を高めることができたと思います。素晴らしい時間を過ごすことができました。


生理の貧困 グループ。私たちのグループは、生理の貧困を軽減するために討論会を実施したり、資金集めをしたりしました。生理用品を買うことができず、生理の貧困を直接経験している人たちを支援するまとまった資金を調達することができました。CAJコミュニティの寛大さに感謝します。11年生による、この「正義」プロジェクトによって、私たちは伝えることと協力することにおいて大きく成長したと思います。これからも良い目的のために貢献したいと思います。


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